ボート競技とは?
ボート競技
ボートは1人から最大9人が乗ることのできる、種目ごとに形の異なるボートに乗って順位を競うスポーツです。
ボートの魅力は大会で勝つこともそうですが、時速20km(1000mを3分)にも達する水上を飛ぶような加速感、他の人と力をあわせることで生まれる一体感、そして自分の力を最大限に出し切ったときに得られる達成感にあります。
単純な1本1本のストローク(漕ぎ)に自分の力すべてをこめ、ある時は1人で、ある時はクルーで動きをそろえて相手に打ち勝つというその競技の性質から、イギリスでは「紳士のするもっとも野蛮なスポーツはラグビーであり、もっとも紳士的なスポーツがボートである。」といわれています。
日本では古く明治のはじめにはイギリスなどからボート競技が伝わってきていました。昨年のシドニーオリンピックにおいて男子ダブルスカルがメダルには届かなかったものの決勝に進むなど活躍しています。
ボートの用語
ボートで使われる用語の基本的なものをいくつかご紹介します。
| コックス(COX) | ストローク | バウ |
| 舵を取る役目で、一番後ろ(もしくは前)に座って進行方向を向いている。コックスは漕手にコール(命令)を出すことでレースの司令塔、練習のコーチ、艇の運転手の役目すべてを兼ね備える。一方で重しとなるので体の小さい人向き。力はいらない。表記はC。 | 大きく2つの意味があり、1つは漕ぎそのもののことをあらわす。もう1つはBと逆側の端で漕ぐ人のことを指す。リズムを作るとても重要な役割をもつ。表記はS。日本語では整調。 | 船首の意。ボートでは船首に最も近いところに座って漕ぐ人をこう呼ぶ。表記はB。なおストロークとバウの間の漕手はB側から順に2番3番・・・7番と呼ぶ。 |
| シングルスカル | ダブルスカル | クォドルプル |
| 1×と書く。一人乗りの艇の種目である。二本のオールを両側に出してこぐ。真に個人の能力(体力、技術、精神)が問われる種目。バランス感覚も養われる。 | 2×と書く。シングルスカルの2人乗り版。選手が2人かなりスピードがでる。 | 4×と書く。シングルスカルの4人乗り版。エイトの次に速い。COXが乗ると4×+と書く。高校での公式種目として採用された。クォード、フォアスカルと呼ぶことも。 |
| ペア | フォア | エイト |
| エイトの2人乗り版。COXありの2+と、なしの2−がある。それぞれ舵付きペア、舵無しペアと呼ぶ。かつて北大医学部がインカレで優勝したのは2−であった。 | COXが乗っているのは4+と書く。エイトの4人乗り版。しかしCOXのいない4−という種目もある。こちらは漕手が足で舵を操る。東医体では4+がメイン種目。 | 8+と書く。8人乗りの艇で、各々が1本のオールを両手でもち、合計8本のオールで漕ぐ。その他にCOXが一人乗る。ボートの中では最速。軽く時速20q以上でる。ボート競技の花。 |
| ナックルフォア | スイープとスカル | レート |
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フォアやエイトがスピードを重視したレース艇なのに対し、安定を重視した主に練習用の艇。日本では新人の練習に使われ、新人の大会はこれでよく行われる。フォアやエイトはナックル艇に対してシェル艇と呼ばれている。 |
各々が1本のオールを両手でもって漕ぐ種目(エイト、フォア、ペア)をスイープ、1人が二本のオールを両側に出してこぐ種目(シングル、ダブル、クォード)をスカルという。オールの大きさや形も違う。 | ピッチともいい、一分間に何回漕ぐかを表した数字。レースでは種目によって異なるがr30以上で漕ぐことが多い。(特にスタートではr40以上) |
| ノーワーク | 「さあいこう」「ありがとう」 | 沈 |
| NO WORK、つまりはゆっくり漕ぐこと。とは言っても基本動作を学ぶためには当然重要。 | 2つともコックスのコールで、漕ぎはじめる時など動作の開始を伝えたいときに使うのが「さあいこう」、終わる時に使うのが「ありがとう」。 | おそらくボート初心者が衝突以外にもっとも心配すること、それは沈(=転覆)だろう。とはいっても船は水より軽いし正しい対処の仕方を知っていればぜんぜん平気。ぬれるけれど。 |
北大医学部が出漕した主な大会
ここ数年の間に我が部が出漕した主なレースです。
| 茨戸レガッタ | 全日本軽量級選手権 | 東医体 |
| 北海道最大の大会。道外や外国からの招待選手も参加するためレベルが高い。昨年から2WAY形式という変則的なタイムレースとなった。700m+600mの合計タイムで競う。 | 社会人も多数参加する体重制限のある大会。トップクラスの社会人選手も出るのでレベルは高い。2000m。 | 東日本医科学生総合体育大会の略。通常はこの大会を目標に活動することになる。1000mレース。 |
| インカレ | オッ盾 | 国体 |
| インターカレッジの略。全日本大学選手権。この大会を主眼に活動する年もある。とにかくレベルが高い。2000mレース。 | オックスフォード盾レガッタ。インカレと平行して行われる大会で、大学クルーの2ndや社会人クルーで争われる8人乗りの大会。社会人のレベルが高く、上位クルーは全日本クラス。2000m。 | 国体です。北海道の予選を勝ち抜けば北海道代表として参加することが出来ます。 |
| 北海道選手権 | 全日本新人選手権 | ヘッドオブザ茨戸 |
| 秋のはじめの大会である。上級生が引退するのでクルーは下級生主体となる。1000m。 | 北大ボート部として参加している。漕暦1,2年の新人たちのための全国大会。しかしレベルはかなり高い。2000m。 | シーズンの終わりの大会。次々に艇が出漕するというヘッドレース形式である。7.5qの部は圧巻。 |